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Focus ON!!「OptiTrack」

こんにちは!モーションキャプチャー事業部のSです!
今回からお届けする、モーションキャプチャーで取り扱う製品をもっと知っていただくだめの企画はコチラ!!

「Focus ON!!」


そもそも…
モーションキャプチャーっていうと何を思い浮かべますか??

実は有名なあの映画や、ゲームなど様々な場所で活躍しています!

そんな中で、モーションキャプチャ事業部では12種の製品の販売を行っています。(※2025年9月現在)
この記事を通じて、どんな製品なのかを深く知ってもらえたら嬉しいです!

初回は、モーションキャプチャー事業部の主力製品「OptiTrack」について、営業Iさんと、技術のAさんにお話を伺いました。

※本記事は2024年5月にスパイス社内報に掲載された記事を元に、2025年9月現在の情報を一部加筆したものです。


Iさんから見た「OptiTrack」

どんな製品?

そもそもモーションキャプチャとは、平たく言うと、人やモノの動きをデータ化すること。
それをふまえて、OptiTrackは、カメラで、対象に貼り付けたマーカーをみて、それが三次元的にどこにあるかを算出することで、1mm以下の誤差に抑えた正確なデータを出力できます!
位置データがどうこう言っちゃうと難しく聞こえるけど、動いたモノ・人の動きを、ほんとにそのまんま3Dにしちゃうって言うとわかりやすいかも。

一言にモーションキャプチャと言っても、いろんな仕組みが存在するのですが、上記のような仕組みのモーションキャプチャ機材はまとめて「光学式」と言われます。
その名の通り、カメラから光を出して、マーカーに反射させることでマーカーを見つけてるのです!
非常に精度が高いので、モーションキャプチャーの上位に位置する仕組みです。
OptiTrackはその「光学式モーションキャプチャー」の代表ブランドの一つです!

ココがイチオシポイント!

ライバル製品に比べて非常にコスパが高いのが特徴です!

業界では信頼度の高い製品もあるのですが、非常にお値段が高い。。。
カメラ1台だけで300万するものもあり(超高スペック!)、それを複数台+ソフトウェアも……となると導入コストがめちゃくちゃかかるので、大手ゲーム会社がこぞって使っているイメージです。
それらの会社では、その製品のスペシャリストが専属でついていることが多くて、代理店のスペシャリスト養成講座があるほど、玄人向けになります。

そこまで許せる予算はないけど、高精度のモーションキャプチャーがしたい!初心者だけど使ってみたい!っていう層をカバーしているのがOptiTrack。
コストが安いからと言って、精度を犠牲にしているわけではありません!!
カメラも平均的な必要スペックをカバーしていますし、ソフトウェアが非常に優れていて、今も進化し続けているので、大手Vtuber会社さんにも天秤にかけて、採択してもらうことが増えました!

逆にもっとパワーアップしてほしいこと

今は、人間一人をキャプチャーするにはカメラを6台~8台入れる必要があると言われています。
販売する身としてこういうことを言うのはNGかもしれませんが、もう少し少ない台数でもキャプチャーできる!と公言できるほどのソフトウェアの計算能力のパワーアップができれば、さらに下層のユーザーも狙えるのでは……と思っています。

Vtuber業界に限った話かもしれませんが、大手事務所に所属しない個人勢が増えてきているので、ある程度力をつけている個人であれば手が出せるぐらいのコスト感があれば、OptiTrackユーザーを増やせるのでは?と考えてます。

この製品でやってみたいこと、またはやったことで良さを実感したこと

動物のキャプチャーをしたいです。
さきほどいったようにOptiTrackのソフトウェアが進化し続けており、最近リリースされたバージョンでは動物もキャプチャーできるよ!とメーカーも謳っています。
猫や犬、小さい動物だとモルモットとか?やってみたいですね。
(動物と戯れたいというのが一番の本音だったりします(笑))

Aさんから見た「OptiTrack」

どんな製品?

現実のヒトやモノの動きをバーチャル環境に取り入れるための装置。
ヒトやモノにマーカーをつけて、複数台のカメラでマーカーをとらえることで、バーチャル環境で実際にヒトやモノが動いているように見える。

ココがイチオシポイント!

大学や企業などの研究機関で、ロボットやドローン、人体の動きの解析に使われたり、
映画やゲームのCGやVtuberの撮影に使われたりと、世界中の様々な分野で幅広く使われている。

逆にもっとパワーアップしてほしいこと

最近流行りのインカメラVFXやバーチャルプロダクションの分野にOptitrackは進出し始めた。
従来はポストプロダクションの工程で実写とCGを合成していた作業を、撮影段階で最終的な合成まで実現してしまおうという業界のトレンドがあり、Optitrackはこの分野の核となる技術、リアルタイムトラッキングの市場シェアを伸ばすために日々頑張っている。

この製品でやってみたいこと、またはやったことで良さを実感したこと

個人的にOptitrackでARを体験したことないので、UnrealEngineなどと組み合わせて自分で設計してみたい。

最後に

今回はスパイスで取り扱っているメイン商材「OptiTrack」の紹介でした!
OptiTrackは、精度の高いキャプチャを行うため、専用のスーツとマーカーが必要でしたが、最近ではもっと気軽にキャプチャが可能なマーカーレスの新製品も登場しています!

先日、新製品紹介のMOCAPセミナーを自社スタジオで開催し、アーカイブをYoutubeでご覧いただくことが可能ですので、ぜひご覧ください!


スパイスのモーションキャプチャー製品にご興味のある方は以下のリンクより製品紹介ページへどうぞ!
また、製品のデモをご希望の方は、この記事の下部にあるフォームよりお問い合わせください!

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