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フォーカス!制作会社のお仕事 vol.02

こんにちは!SPICE BASE編集部です。

『フォーカス!制作会社のお仕事』の記念すべき第一回、いかがでしたでしょうか?

第二回は少し観点を変えて、スパイスの営業職について紹介します。なぜディレクターやデザイナーと直接やり取りするのではなく、営業が窓口に立つのか? 今回は企画営業部の中でも、新規営業チームの3人に座談会形式でお話を聞いてみました!

【自己紹介】

前職ではイベント・施設の運営会社で営業を担当。元々クリエイティブ業界を志望していたこともあり、2023年にスパイスへ入社。趣味はお笑いと音楽で、オーケストラでバイオリンも担当している。

前職は官公庁を中心とした建設業の営業。提案・見積もりの幅が広い無形商材の法人営業を志望し、2023年にスパイスへ入社。趣味はフットサル。休日は地元でフットサルに興じることも。

新規営業チームのリーダーも務める。以前より長くクリエイティブ業界に勤めており、前職ではIR支援業務に従事。より幅広い案件に携わりたいと考え2016年にスパイスへ入社。猫とドラマが好き。

原さんと猫をご紹介した記事はこちら!
【SPICE BATON】 原 真理

営業の主な役割について

——まずは、スパイスにおける営業の皆さんのお仕事について、具体的に伺ってもよろしいでしょうか?

冨松:新規営業では、まずリサーチ・戦略立案を行ったり、お客様の課題解決に役立ちそうな参考事例を集めます。その上でアポイントを取って、営業活動をスタートさせます。あとは私も塚原さんも新規営業チーム所属ですが、既存のお客様も多く担当させていただいているんですよ。

塚原:既存のお客様との仕事では、担当者様との関係構築、進行管理、予算・見積もりの作成などが基本業務です。デザインは有形商材と違い、「この商品をカタログ通りの金額で」というやり取りはできません。完成物も金額も、双方のイメージがズレないよう注意が必要です。営業にはお客様とクリエイターの間に立ち、どちらの意見もしっかりヒアリングし、調整していくことが求められます。

——まさにそこがお聞きしたかったのですが、お客様の中には「直接ディレクターやデザイナーとやり取りした方が早いのでは」と考えている方もいらっしゃると思います。調整という役割以外に、営業が間に立つ意義について聞かせてください!

塚原:現在ではグラフィックならグラフィックだけでなくWeb、動画などと横断的にご発注いただくことも増えているため、その場合窓口を一元化した方がお客様としてもやりやすいかと思われます。クリエイターは自分の担当範囲以外はくわしくない人もいるので、そこは広く商材を知っている自分たちの出番というわけです。

冨松:あと、私たち(営業)っていい意味でクリエイティブのプロではないんですよ。要は実際にものをつくっているわけではないので、よりお客様に近い視点に立てる。でも、全く知らないわけではないので、クリエイターの視点にも立てる。たとえば制作に慣れていないお客様だと、営業の方が寄り添ったコミュニケーションがとれると思うんです。

原 :あとは、クリエイティブのチームをアサインするという役割も大きいですかね。当然、お客様は社内のクリエイターを知らないので、「どのクリエイターがこの案件に対応できるか?」を考えて提案するのも営業としての大事な仕事かと思います。

冨松:そうですね!だからこそお客様だけでなく、社内とのコミュニケーションも同じくらい大切にしています。

制作会社の営業として大変なことと、やりがいについて

——さまざまな理由があるんですね!お話を聞いて、営業の皆さんがいるからこそ、クリエイターは自分の力を発揮できる場で、つくることに集中できると感じました。一方で「間に立つ」というポジション柄、ご苦労も多そうですよね。他にも、営業として難しいなと思うところがあれば教えてください。

塚原:自分は朝型の人間なので、夜型が多いクリエイターに合わせるのは大変だと思うことはありますね(笑)。入稿前は特に……。

冨松:そこですか(笑)。私は、マルチタスク業務特有の難しさがあると思います。締め切り順に優先順位はつけつつも、スケジュールの変更などで頻繁に順番が入れ替わったりするので。あとはお客様のお戻しも、全てが正しいものばかりではありません。それをどう伝えるべきか、落とし所をどうするかは毎回悩んでいますね。

原 :管理職としてはチームメンバーを信頼し、裁量に任せている部分も多いです。とはいえ、それぞれ得意分野や経験値が違うので、「どういう業界、仕事内容であればメンバーの力が活かせるか?」と、アサインについては責任を感じつつ取り組んでいます。

——ありがとうございます!逆に、やりがいや仕事の楽しさについても聞かせていただけますか。

冨松:本当にいろいろな業界、会社の方々とお会いできるところですね!幅広く知識を得られることが楽しいです。特に今担当している化粧品関係の案件は、さまざまなことを学んだおかげで、普段良く行くドラッグストアで見える風景まで変わって……プライベートも豊かになったと思います。

塚原:毎回やることが変わる、ルーティンワークではないところが魅力です。例えば同じLPだとしても、どんなLPになるかはお客様の目的やご希望により違います。あとは、とある企業様に、縦型の商品紹介動画を提案したときはやりがいを感じましたね。試行錯誤しながらでしたが、とても良い評価をいただけて。

原 :直接お取引するお客様が多いので、コンセプトの提案から公開まで全部関われるのは大きいです。上流工程に関わることから得られる知識や経験はスパイスにとっても、自分にとってもプラスになると感じています。

今後に向けて

——最後に、今後お客様とお仕事をしていく上で、お伝えしたいことがあれば聞かせてください。

塚原:スパイスは対応できる範囲が広いので、「こういったものを作れるかな?」と思ったものは、だいたい制作できる体制が整っています。何をつくるか決まっていなくても、お悩みのヒアリングから解決策までを提案できるので、お気軽にご相談していただきたいですね。

冨松:そうですね。あとはお気軽にご相談いただくためにも、自分自身がもっと話しかけやすい存在になっていきたいと思っています!

原 :こういう発信の場を通じて、もっともっとスパイスを知ってもらいたいなと思っています。本当に素晴らしいクリエイターたちがいますので、クリエイティブ面で課題がありましたら一緒に取り組んでいければと思います。




いかがでしたでしょうか?

制作物をデザインするのがディレクターをはじめとしたクリエイターであれば、プロジェクト全体をデザインしていくのが制作会社の営業の仕事なのだなと、実感できた座談会になりました!

各種広告制作をお考えの際は、ぜひこの記事の下にあるフォームからスパイスの営業メンバーへご連絡いただければ幸いです。
まずは気軽にご相談ください!


『FOCUS!制作会社のお仕事』、次回もお楽しみに!

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